チャーシューってラーメンに入ってるイメージがありますが、ラーメンに入ってるチャーシューって【煮豚】が多いんです……もちろんそうじゃないところもありますが。
チャーシューは漢字で書くと本場中国語で【叉焼】、日本語表記で【焼豚】と書きます。
実は煮豚ってチャーシューではないんですね。
でも実は何を隠そう私は煮豚の方が好きです、トロトロして口に入れた瞬間に溶けてなくなるあの瞬間がたまらない!
私の中では煮豚も焼豚もひとくくりにしてますが……
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燻製チャーシューを作る
今回作るチャーシューは100~120度で燻製していく、れっきとした焼豚です!
塩の量は全体の3%と少し抑え、黒糖(パウダー)を20gと多めに設定。
あまじょっぱい味に仕上げました。
燻製の香ばしさに加え、ジューシーで豚もも肉特有の程よい脂身と歯ごたえがまたうまい!!
最高のおつまみになります。
そんなわけでさっそく作っていきます!
工程表
- 塩漬け :1日
- 脱水(ピチットシート):1日
- 燻製 :1時間
- 完成期間 :2日間
材料
豚ももブロック | 350~400g |
塩 | 肉の重さの3%(計算法は後述) |
ブラックペッパー | 適量(多め) |
たまねぎスライス | 2分の1個分 |
にんにくスライス | 2欠片分 |
ジン | 50cc |
ソミュール液
水 | 100㏄ |
しょうゆ | 50cc |
めんつゆ | 50cc |
黒糖(パウダー)三温糖でも可 | 20g |
作り方
まずはソミュール液の材料を煮立たせてかき混ぜ、冷ましておく。
塩漬け
まずは使う道具をアルコールで殺菌消毒
豚もも肉を用意
スパイスがしみ込むように全体にフォークでブスブス穴をあけていく
塩とブラックペッパーをすり込んでいく
塩の量は肉の重さの3%、今回の肉の重量は約380gなので
380×0.03=11.4
なので11gの塩を使います。
計算法合ってるかな?毎度毎度気になるとこではあるが……なんせかんせ適当なもんで。
ブラックペッパーの量はお好みでいいです。多いほうがよりスパイシーになります。
思う存分すり込んだらタコ糸で縛る
縛った方が型崩れしにくいですが、めんどくさいならやらなくてもいいです。
適当にグルグル巻いてオーケー
豚もも肉をジップロックに入れて、冷めたソミュール液とたまねぎスライス、にんにくスライスを加え最後にジンを投入
ジンでなくてもアルコール度数の高いお酒なら何でもいいです。
アルコール度数の高いお酒を一緒に漬け込むと、お肉を柔らかくする効果があります。
少し手で揉みもんで冷蔵庫に1日寝かせる💤…
1日後……
ジップロックを開けた瞬間フワッとガーリックオニオンとスパイシーな香りが強烈に鼻腔を刺激する!
脱水(ピチットシート)
今回は漬け込みが1日だったので塩抜きはしません。
軽くキッチンペーパーで拭いてピチットシートに包みます。
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え?知らない?
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コストはかかりますがそれだけに満足のいく仕上がりになります。
ピチットシートに包みそのまま冷蔵庫に1日寝かせる💤…
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燻製
ピチットシートに包み1日後……
見事に脱水!旨みが凝縮されたようだ。
リンゴチップとピートを混ぜ合わせる
混ぜる量はお好みで、ピートが多いほうがより香ばしく仕上がります。
管理人はこれくらい混ぜて使ってます。
サクラチップはよく見かけるけど、リンゴチップって中々見かけませんよね。
リンゴチップ☟☟☟
燻製をより香ばしく!
ピート☟☟☟
燻製器にチップ&ピートを入れて、豚もも肉を上段にセット!
最初は強火で煙を出し、煙ってきたら中弱火にして100~120度で1時間燻していく
煙が出た瞬間ピートの強烈な香りが鼻を衝く!!
管理人の燻製スタイルはこんな感じです、いぶすくん…使い込んでるなぁ……
1時間後……
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完成!
すぐに食べたいのでさっそくあつあつのまま切り分ける
このジューシーさ!
そのまま食べてもよし、少し炙って焦げ目をつけてもよし
なんにしてもうまいチャーシューです!
ガブッとかぶりついてみると……
痛っ!当たったよ!
リンゴチップで燻してるので甘みも強く出て、更に砂糖多めにあまじょっぱく仕上げてあるので、照り焼きに近い味わい。
豚もも肉は脂と肉のバランスがいいので食感も最高!
ワインやウイスキーと相性抜群!もちろんビールにもよく合います!
ラーメン屋さんのチャーシューもうまいですが自家製のチャーシューも悪くないもんですよ!
自分で手間ひまかけて作ったチャーシューを頬張りながらお酒をかっくらう!
これ以上の幸せはあるものか。
是非ともチャレンジしてみて下さい!
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