いきなりですがこないだプレゼントを頂きました!
オークボトル‼
そこそこお高いウイスキーって12年物とか18年、すごいのなんて30年物とかもある。
管理人はお高いウイスキーは持っているものの普段飲むウイスキーは安いやつ(宝のもちぐされ)
そんなときこのオークボトルが役に立つ、これは中にウイスキーを入れて寝かせる(オークエイジング)だけでそのウイスキーを高級ウイスキーに変身させてしまう素晴らしいボトルなのだ。
一度お試しあれ!こちらはMサイズ355ml
オークエイジングの目安時間
取扱い説明書から
これを見ればわかるように長くオークエイジングすればするほど香りがヘヴィになっていく。
ワインは2時間くらいで香りが付き、4〜5時間経った後マイルドに味が変化していく。
ウイスキーは8時間を目安に、バーボンやテキーラは12時間を目安に香りが付いていく。
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色味が断然違う!
まずはこの違いを見て頂きたい
管理人がいつも飲んでいるバランタインファイネストで検証。
このスコッチウイスキーは安いわりにそれなりにおいしいのだが、やはり熟成度が低く若い酒とあって、ロックで飲むとアルコール感が強く辛さがある。
こちらで味わってみて下さい!⇓⇓⇓
よりヘヴィに仕上げたかったので3日間熟成させてみる。
3日後……
比べてみると色が濃くなった。右がオークエイジング後のファイネスト。
オークのスモーキーフレーバーが香って高級なウイスキーに変身した予感。
まずはストレートでそのまま飲んでみる。
味わいはスモーキー感や木の香りがオークエイジングする前よりも遥かに強く、なんとも深い味わいになった。
う〜んリッチな気分だ…
このようにオークボトルに入れて数日間オークエイジングするだけで若い酒も高級ウイスキーに変身する。
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使う前にスウェッティングを行う
このオークボトル、使う前にやることがあるので注意したい。
まずは使う前にスウェッティングを行う。
スウェッティングとは
24〜48時間水を入れてボトル内部に水を入れ、ボトルを膨張させて液体の漏れを防ぐというもの。
オークボトルは言わずもがな、木で出来ているのでちょっとの隙間から液体が漏れてしまう事がある。それを防止するためにスウェッティングを行う。
水を入れるとこんな風に水が染み出してくる。
管理人のボトルはロゴの所で漏れが激しかった、ボトルによって染み出す所が底であったり横からであったりで個体差がある。
結構染み出てくるのでボウルの中などで行うとよい。
漏れが止まらない時は付属のワックスを使う
48時間置いても漏れが止まらない場合は付属のワックスを適量塗ることで防ぐ事ができる。管理人はロゴの所の漏れが止まらなかったので、ワックスを塗ってようやく止まった。
こんなワックスが付属している
これを漏れが止まらない所に塗ってやる
これでオーケー
ボトル内部もこだわりの焼き付け加工
このオークボトル、ただオークでできている訳ではない。
ちゃんと中がミディアムトーストに焼き付け加工されている、だからウイスキーやワインなどを入れて2〜3日熟成させるとしっかりオークの香りがつく
黒い炭のカスが出てくるときは?
ウイスキーをグラスに注ぐ時に黒いカスのような物が出てくるときがある。
これはボトル内部を焼き付けるときに発生した黒い炭のカス
管理人は気にならないが、気になる人は水を入れて黒い炭が出てこなくなるまで、水を取り替えつつボトルをシェイクしてすすぐとよい。
オススメの飲み方
オークエイジングを施した香り深いウイスキーのおいしい飲み方を幾つか紹介しよう。
オンザロックス
一口飲むごとに氷とウイスキーが溶け合って違う味が楽しめる。グラスと氷が奏でる軽やかな音も魅力
作り方
①グラスに氷を入れる
②ウイスキーを適量注ぐ(シングルは指1本分、お好みで)
トワイスアップ
ウイスキーの香りが1番楽しめる飲み方。グラスから立ち上ってくるウイスキーの香りがまた格別。
作り方
①グラスにウイスキーを適量注ぐ(氷は入れない)
②ウイスキーと同量の常温の水を注ぐ(できれば天然水)
飲むときにグラスを揺すって香りを立てて飲むのがオススメ♪
ウイスキーフロート
おしゃれに静かに飲みたいときにオススメ。飲むたびに変化するウイスキーの味に感激する。
作り方
①グラスに氷を入れる
②水を(できれば天然水)グラスの7分目くらいまで注ぐ
③マドラーに沿わせてウイスキーを静かに注ぐ
見た目もおしゃれ♪ウイスキーと水が混ざり合わないように静かに飲みたい。
オークエイジングでのデメリットを改善
一般的にウイスキーやバーボン等は琥珀色に輝く蒸留酒だが、これらのお酒は「オーク樽での熟成」を経ていること。
多くのお酒はオーク樽に寝かせ、オークエイジングすることで深い香りと味わいになる。
しかしオークエイジングにおいてのデメリットはオーク樽のコストがかかることと、長い期間(12年〜)を要する事だったが、このオークボトルは表面接触面積比率を上げることで、オークの香りが早く付くというもの。つまりオーク樽のミニチュア版を作ることでより早くウイスキーやワインなどをオークエイジング出来るようにしたものがこのオークボトルだ。
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お手入れ方法
当然木なので吸い込んでしまって使い物にならなくなるので注意が必要!
管理人は過去にひのきのまな板で立証済み(まぬけ)
ホントに吸い込んでしまってダメになる。
※洗剤禁止!
お酒を入れ換えたいときは?
次のお酒を入れ換えたいときはお湯を入れてボトルをシェイクしてすすぎ、その後水で洗い流す。
ウイスキーやワインの香りがとれるまで必要によっては繰り返す。
新たなお酒を入れて楽しむ。
長期間使わないときは?
ボトルの乾燥を防ぐため、常にウイスキーなどの蒸留酒を入れておく方がいい。(腐らないため)
やむを得ずボトルを空にして保存する場合は、お湯とお水できれいに洗い、カビ防止の為に完全に乾燥させてから保存する。
亀裂やひび割れ防止の為に未使用時は湿らせたキッチンペーパーなどでボトルを覆っておくと安心。
※再度使用するときは新たにスウェッティングを行ってから使用する。
オークボトルLサイズは750mlでたっぷり作れます!⇓⇓⇓
今回はウイスキーを中心として紹介したが、オークボトルはウイスキーだけじゃなく、ワインやテキーラ、バーボンでも味の変化が楽しめるので是非このオークボトルで自分だけのお酒を作ってみてはいかがだろうか?
☝お酒は20歳を過ぎてから