口だけ男の末路

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この記事は5分で読めます。当ブログ管理人の身近にいるいた世間一般的に見る口先男の事を書いてます。

こんな奴もいるんだなーと思ってサラッと暇つぶしに読んで見てください 😆 

よろしければ少しだけおつきあいください。

何と言うか周りにいい事を言いまくり、結局は何も実現しないまま……そんな彼の末路を話したいと思う。

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その口先野郎は草野球のチームメイトなのだが、友人とは言えない、どちらかというと知り合いという感じ。

そいつは現在無職、仕事に就いても1年もてばいいほうで、早ければ1ヶ月ももたずに辞めてしまう、職場に馴染むことができないのだ。

こないだもやっと見つけた運転手の仕事を3ヶ月で辞めた。

「今度は絶対に辞めません!こんないい会社は他にないから!」と言っていた。

そんな彼が現在やっていることは自称古物商。会社を辞めたときにこんなことを言っていた。

「僕は分かりました!僕の性格上普通の会社員として働くのは無理なんで、自分で何か始めようと思います。昔からの夢だったので!」

何が分かったんだか、単なる甘えにしか聞こえない。完全なる社会からの逃げだ。

みんな境遇は一緒。仕事なんてムカつくことやイラつく事が当たり前なのに、それでもみんな生活のため或いは家族のために一生懸命頑張っている。こいつは完全に世の中ナメている。そう思った。

自分で何か始める。何を始めるのかも決まってないのに軽く言うな、世の中そんなに甘くないぞ!と言いたいところだったが、その事で管理人に彼から相談があった。

「僕古物商の資格持ってるんでとりあえずネットオークションとかで物を売って稼ぎたいんですけど、どうしたらいいですかね〜?」ネットオークションで稼ぐなら古物商の資格はカンケーねーべと思いながらこうアドバイスした。

「本気でやるならとりあえず何が売れるかリサーチすること。季節で売れるものが違うから、状況を把握するのと、仕入れ先を見つけてそこからできるだけ安く仕入れ、少しでも高く売ること、あと商品説明や写真の取り方1つで売れ方が違うから、ライティングと写真の撮り方の勉強した方がいい、たまに来るDMとか読んで見ると勉強になるよ。」と、こんな感じで基本中の基本をアドバイスした。

彼はそのとき「はい、はい、分かりました」とメモを取っている様子。

これは彼もヤル気だぞと、管理人も応援するつもりで季節季節での売れそうな物もアドバイスした。

「はい分かりました!ありがとうございます!絶対に稼いでお世話になった人達に恩返しします!」

「そうか、頑張ってね!」

と電話を切った。

1ヶ月後、辞めたと連絡があった。

どうしてかと理由を尋ねると「ネットオークション売れねーっすわ、配送とかめんどくさいし、ちょっと方法考えます。」

方法考えるって……言葉にならなかった……ちょっとやっただけで売れないと……管理人はたまにヤフオクに出品するのだが、売れている。売れないと売れない原因を考えて対策をする。

そんな事もしないで売れないと……

腹ただしさを抑えつつ、どれどれとそいつのページを見てみると唖然とした。

写真はどれも遠くからのショットで商品がわかりづらいし、どの写真もボケている。商品説明もなくただ「いらないから売ります。」と書いてあるだけ。

写真の撮り方もめちゃくちゃ、悪用厳禁とかわけわかんねーし。

こんなんじゃ売れるわけねーべボケ!と言いたいところだったが、呆れて物が言えなかった……管理人がアドバイスしたことを全くやっていなかった。

本気になってアドバイスしただけに裏切られた感がある。

そんな彼が今現在やってることが、家にある不用品をあちこちのリサイクルショップで売って生計を立てているという。家にある不用品をわざわざ車に積んであちこちのリサイクルショップへと運び、一番値段が高いところに売っているらしい。

心の声・・・ネットオークションは配送とかがめんどくさいと言っていたが、こちらの方が何倍もめんどくさい気がするのだけど……ははは

多いときで1日の収入が1万円くらいにはなるらしいのだが、ガソリン代やら食費やらで消えてしまう。

こないだはゴルフ用品一式を売り飛ばし、15000円になったと喜んでいた。

そのうち在庫も切れて路頭に迷うのが目に見える。

はたから見たら完全に勘違いなのだが、自分では実業家気分。名刺まで作っていた(笑)代表だって(笑)

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フェイスブックで知り合った九州のお友達だかに40万円投預けてくれたら何倍にもして返すから40万円預けてくれないか?😃と言われ預けるらしい。

言うことがいい。

「僕、ビッグになります!」

だって。

ってゆーか詐欺だろそれ。あえて忠告はしなかったが、どっから40万なんてお金が出てくるのか?無職だというのをわかってない。しかもフェイスブックって怪しすぎ。知り合って何日も経たない九州の友達って……で預けるか普通。相手の素性もたいしてわからないのに…お気楽すぎる。

車もクラウンとアルファードを2台買うらしい。

どっからそんなお金が出てくるのか?無職なのに(笑)維持費が掛かることを考えていない。

何故車が2台必要なのかを聞くと

「社長って大抵車2台持ってるじゃないスか?」

「……………」

いとこが馬主だから俺も馬主になると、サラブレッドを買うらしい。

夢はでっかく!とは言うけど……

どっからそんなお金が出てくるのか?無職なのに(呆れ)

おばあちゃんが夕張のメロン農家で将来その土地が僕の物になるから、そこに野球場を作るらしい。

はいはい。

もう何も言えねー(笑)

どっからそんなお金が出てくるのか?無職なのに(怒)

もうこんな話ばっか

なんとかなると思っているらしい。

言っておくが1つも実現していない。

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そんな彼は冒頭でもお話しした通り野球をやっている。

野球が大好きで、仕事よりも野球を取るような奴。生活のためのお金を何も考えず、野球の為に使う。

仲の良いチーム合同で札幌ドームを貸し切り、試合をやろうという事になったのだが、やはり札幌ドームだけに貸し切り料金が高い。

一人辺り5000円かかる。料金が料金だけに断るメンバーも当然いる。それはいい、考えた結果の事だ、家庭の事情もあるだろう、無理して来るより断然いい。

しかし滅多に札幌ドームで試合なんか出来ないと管理人は即オーケー。

プロが試合する舞台で試合が出来るのだからテンションも上がる。しかもその前日まで試合をしていた。F戦士中田が満塁ホームランを打って盛り上がった!

そのバッターボックスに立てると思うだけでゾクゾクする。

それなりに人数は集まった。

そんな彼も呼ばれてオーケーを出したらしい。マジか?とみんな驚いた。

5000円も払えるのかと、自称社長だがその実態は完全無職。

そんな奴がドームに来る余裕があるのかとみんな耳を疑っていた。

「あいつは何よりも野球優先だから生活費崩してもくるんだべ」「この日の為になんか売って金作ったんだべや」等々様々な意見があった。

まともな仕事をしていればこんな言われ方はしないだろう、しかし実際彼は無職。

社長気分でいるがただ家にある使い古しの不用品をリサイクルショップに売ってその日暮らしの金を作っているだけだ。

こないだも「革靴を売ったんだけど200円にしかならなかった」と不満そうにしていたのを覚えている。

そんな奴がドームで野球!?と思ったのだが、来ると言うのだから歓迎するしかない。

当日。時間にみんな集まった。

しかし彼の姿はない。

開口一番、代表から「あいつやっぱドタキャンしやがった!」と言われた。

やっぱと言うのはお金が払えなくて結局はキャンセルするんでないかとみんなで予想を立てていたからでた言葉だ。

「しかもさ…」代表が切り出す。

「なんとかお金作って絶対行きます!って言ってたべ、結局は金作れなくて母親に金貸してって頼み込んで断られたらしいんだわ。」

ウンウンとみんな頷く。

聞いた話、そいつの母親は年金暮らしで、そいつと2人分の生活費を少ない年金からやりくりしているらしい。足が悪く病院にも通っているらしい事も聞いた。

そんな母親から5000円も自分の趣味の為にせびっているのだ、返すあてもないのに。

普通40半ばの中年が実家で暮らすなら家にある程度の生活費を入れなきゃならない立場なのに。

代表が続ける

「あいつ断られたからって逆ギレして母親が裏に住んでる弟の所に逃げ込んだんだけど、そこまで追ってきて『殺すぞ!』とかドアをドンドン叩きながら叫んでたらしいんだわ」

「えーマジで😱⁉」

「それで弟が危機を感じて警察呼んでえらいことになったらしいぞ、だから今日あいつこれないわ。」

呆れて物が言えなかった……呆れを通り越して笑ってしまった。

警察やら刑事やらが複数人きて取り囲まれ、連行されて行ったらしい。

連行されるということはそこで冷静さを保てずに抵抗したからであろうが……

なんともお粗末な結果になってしまった…

そんな彼はみんなに愛想を尽かされたのを察知し、自分から大好きな野球を辞めてしまった。

みんなが言う「その方がお互いの為にいいんでない?どうせ会費も払えずにみんなに迷惑かけただろうし。」「毎年毎年俺は進化します!っつってなんも変わんねーし。」

その後の彼の消息は不明だ。おそらく生活は変わってはいないだろう。成功もしていないと思う。

自分の話をまともに聞いてくれる人を見つけていい事を言いまくり、また同じ事を繰り返さないことを切に願うばかりだ。

口は災いの元。


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