この記事を最後まで読めば誰でも簡単にベーコンが作れます!
ベーコンの作り方を塩漬けから燻製の仕方まで事細かく説明し、使うスパイス、道具なども紹介しています。
あなたもこの記事を読んで自家製ベーコン作りに是非チャレンジしてみてください。
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カナディアンベーコン(ロースベーコン)
ベーコンは豚バラ肉で作りますが、カナディアンベーコン(ロースベーコン)は豚ロース肉で作ります。
ロースで作るベーコンは脂身が少なくヘルシーです!
これをキャンプでワイルドに食べるには、自宅でベーコンを仕上げておく必要があります。
キャンプで食べる自家製カナディアンベーコン丼は贅沢でワイルド!
ホントにウマイです!是非一度やってみてください!
工程表
- 塩漬け……3日間
塩抜き……14時間
脱水……(キッチンペーパー)1日間
脱水……(ピチットシート)2日間
温乾燥……30分
風乾燥……1日間
総完成時間……8日間
カナディアンベーコン(ロースベーコン)材料
豚ロースかたまり肉 | 700~800g |
岩塩(あら塩) | 適量 |
ローズマリー | 適量 |
タイム | 適量 |
セージ | 適量 |
ローリエ | 4枚 |
ブラックペッパー | 適量 |
脱水、乾燥、燻製材料
脱水材料 | |
---|---|
ピチットシート | 1枚 |
キッチンペーパー | 半ロール |
乾燥材料 | |
電気コンロ(電熱器) | 1台 |
燻製材料 | |
燻製器 | 1台 |
サクラチップ | 15グラム |
ピート | 適量 |
作り方
当ブログ管理人は自家製ベーコンをかなり作っているのですが、工程工程で一生懸命になりすぎ、写真を撮るのをすぐ忘れてしまって中々記事にすることが出来ませんでした。
しかし今回やっと紹介できる事を嬉しく思います。
スーパーで目についた豚ロースかたまり肉
こいつを使ってベーコンを作ります。
ベーコンを作るときは雑菌が入らないように使う道具はあらかじめアルコールで殺菌しておきます。
ここからはビニール手袋をして作業をしていきます。
こんな使い捨て手袋があると便利!☟☟
底の方まで貫通するようにフォークでブスブスと穴を開けていく。
直接肉に塩を刷り込む方法です、他にソミュール液に漬け込む方法もあるのですが、ふりしおが楽です。
岩塩、ハーブ、ペッパーを全面にまんべんなく刷り込む
ローリエを乗せ、バットごとラップをして冷蔵庫に3日間寝かせる。
3日後………
ドリップ(肉汁)が結構出ている、塩とハーブが染み込んだ証でもある
これを捨てて塩とハーブを流水で洗い流す
しっかりと洗い流したら、ボウルに水を張り肉を入れて更に塩抜きする
時間にして8〜12時間が目安、朝浸けて仕事から帰ってきたら取り出す感じかな。
私の場合残業で14時間浸けました。
最初は水が濁りますが、何回か取り替えているうちに写真のように綺麗になります。
3回くらい取り替えたかな?
キッチンペーパーで水気を拭き取る
すぐにビシャビシャになるのでキッチンペーパーはかなり使います。
何回も拭き取って大分水気がなくなってきたところで肉の端を少し切って焼いて味見をします。
少し薄いかなぁ?くらいでオーケー。
脱水して肉が凝縮すると塩味が濃厚になりますからこの時点では薄味でオーケーです。
この味見は重要でベーコンの完成を左右します。
キッチンペーパーにくるみ輪ゴムで固定して(輪ゴムはしなくてもオーケー)冷蔵庫にて1日寝かせる。
1日後……
かなり水気を拭き取ったのに染みてきている
ここからはピチットシートにチェンジします。
このピチットシート本当にスゴいシートで燻製作りには欠かせないアイテム
一度はこのスゴさを体験してもらいたいです。値段はかかりますが、コスト以上の出来上がりが期待できます。
当ブログヘビーユーザー(いないって)なら知ってると思いますがね。
マジでスゴいピチットシートはこちら⬇️
ピチットシートに包んで2日間冷蔵庫へ
2日後……
かなり水分が抜け、熟成された。色味に変化が出てきました。
淡い綺麗なピンク色になります。
電気コンロで燻製器に熱だけを加え、乾燥させます。温乾燥です。
肉を燻製器の中段にセットし、温度を50〜60℃くらいにキープして約30分温乾させる。
この温度調整が結構大変ですぐに温度が上がってしまうので注意が必要です!
あまり温度が高くなってしまうと焦げの原因にもなるので温度管理はしっかりしましょう!50〜60℃キープ!
温度計はベーコン作りには欠かせないアイテム⬇️500円代からあります!
たまに蓋を開けて水滴がついている場合は拭き取ります
最悪温乾はしなくてもいいのですが、すると煙のノリがよくなります。
電気コンロはこんな感じ⬇️
電気で発熱するタイプのコンロです。
カセットガス代がかからないのでコスパいいですよ!見た目もクラシックでカッコいいです!
管理人愛用の電気コンロはこちら⬇️
ピートを混ぜて燻製すると芳醇な香りに仕上がります。
ピートと言うのは早い話が泥炭です、ウイスキーの香り付けなどにも使用します。
特にベーコン作りには欠かせない材料です。
これを使うと使わないでは雲泥の差がでます。
絶対使った方がいいピートはこちら⬇️
使い方は簡単!
チップに混ぜて使います。
混ぜる量はチップの量に対して10〜20%くらい。
今回はチップ2握り半(15㌘)なのでこのくらい⬇️
これをシャカシャカ混ぜておく。
温乾が終了したらいよいよ燻製!
時間は熱燻で1時間。
電気コンロから管理人超愛用のカセットコンロ、タフまる君にチェンジして燻製にしていきます。
名前の通りアウトドアでは欠かせないカセットコンロです。
見た目も無骨でかっこよすぎる!!
ちょっとやそっとの風じゃ炎は消えないし、ダッジオーブンなど重いものを乗せてもびくともしない!しかも高火力!
私はもうこれしか使えないです!
スゴいタフまるはこちら⬇️
先ほどピートを混ぜておいたチップを燻製器にセット!
肉を燻製器の上段にセットします!
最初は強火で煙を出し、煙が出てきたら中弱火にして温度を100〜110℃くらいにキープします。
1時間後……
いい焼き具合に仕上がりました!
友人には「もう少しナチュラルな色味の方がいんでないの?」と言われましたが、管理人はこのくらいガチガチに燻した方が好きなのです!
ロースなのに脂がしたたる!美味しそうに仕上がった!
さっそくいただきま〜〜す!
と言いたいところですが、ここは我慢して冷蔵庫で1日風乾します。煙を落ち着かせるためです。1日寝かせた方が肉の身が締まって更に味に深みがでます!
ラップをしないで冷蔵庫へGO!!
翌日……
乾燥前
乾燥後
煙が落ち着き、旨味が凝縮された!
ピートフレーバーがいい香りを醸し出している。
切って見ると
なんともいい焼き加減で我ながらに凄いと思った。
外は茶褐色に燻製され、中はほどよい赤身とベーコン特有の燻製の香りとハーブの香りがたまらない。
ベーコン丼の作り方
自家製カナディアンベーコン丼(1人前) | |
---|---|
厚切りベーコン | 3~4枚 |
レタス | ちぎって5~6枚 |
たまご黄身(溶き卵でも可) | 1個 |
豆苗 | 少々 |
作り方は簡単!
ベーコンをジンギスカンのタレで(焼肉のたれでもオーケー)焼くだけ。
甘辛いタレで焼くと燻製の香りと合わさって物凄いいい香りがします。
ご飯をよそってレタスを敷き、その上にドカッと焼き上がったベーコンを乗せ、卵の黄身をかけて、仕上げに彩り鮮やかな豆苗(緑ならなんでもあり)を添えて完成!!
おいしそうでしょ?
これキャンプで手早く作ったらみんな喜ぶよ!
そして食べたらこう言うよ!
☟
☟
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違う違う!
( ゚Д゚)ウマー!でしょ
↑今回は出番なし
すいません、ついテンションが上がってしまってイヤがっちゃいました。
ホントにウマイです!見てもわかりますよね?
自家製ベーコンを作ってキャンプに持っていってそこでベーコン丼を作る!
かなりワイルドですよねー!しかも上級者の感じがします!
仲間がいて酒があってベーコンがある。これ以上の物はないでしょう!
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