手作りベーコン作ってみない?簡単本格派自家製ベーコンの作り方

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趣味って色々ありますよね?例えば私ならアウトドア料理や野球やスキー、キャンプなど。

趣味あれば暇なしです、むしろ忙しいくらい、あっという間に時間が過ぎ休日が充実します。

ベーコン作りという趣味があります。自分でベーコンを作って食べる、なんかいいですよね。

自分で作るベーコンはハーブがふんだんに香って最高においしいんです!!しかも添加物フリー!

完成までは約1週間。

自分が仕込んだ肉がうまそうに進化していく様は見ていてホントに楽しいです!

今日は誰でも簡単にベーコンを作れる方法と道具を紹介します!

ぜひ最後まで読み進めてベーコン作りを趣味の一つに加えてみてください。

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ベーコンが出来上がるまでの工程表(短縮可)

  • 塩漬け         :4日間
  • 塩抜き         :12時間
  • 脱水(キッチンペーパー):1日
  • 脱水(ピチットシート) :1日
  • 温乾燥         :30分
  • 燻製          :50分
  • 風乾燥         :1日
  • 完成期間        :8日間

自家製本格派ベーコンの作り方

豚バラブロックを用意。

今回は贅沢に北海道産の肉、これで680g

スーパーで売っているもので十分。

まずは使用するバットやフォークをアルコールで消毒

消毒したらバットに肉を乗っけてフォークでブスブス穴をあける

管理人ヤンタカ
この後の塩漬けの工程で味を肉全体にしみ込ませるためだよ

ソミュール液漬け込み(塩漬け)

今回はソミュール液に漬け込んでいきます。

ソミュール液とは早い話が塩水のことです。

一般的に水、塩、三温糖を煮立たせて冷ましたものをソミュール液と言います。

自分なりのスパイスを加えたものはピックル液といいますが、今回は総称してソミュール液と呼びます。

自分だけのソミュール液を作ります

ソミュール液作り方

材料
最初に煮立たせるもの  
1000㎖
150g
黒糖(パウダー)三温糖でも可 70g
ハーブ類(タイム、セージ、ローズマリー、オレガノ)これらは無くても可 各2ふり
めんつゆ 30㎖
ローリエ 3枚
ブラックペッパー 適量
後から加えるもの  
たまねぎ 二分の一個(くし切り)
にんにく 2欠片(スライス)
ウイスキー(きついアルコールならなんでも) 30㎖

最初に青い材料を全部投入し、火にかけ、かき混ぜながら溶かす。

沸騰したら、火を止めて完全に冷ます。管理人は1日冷ました

管理人ヤンタカ
温かいまま肉を入れると腐敗につながるので完全に冷めてから!

煮詰めると少し水分が飛んで塩分濃度が濃くなります。

ソミュール液は塩分濃度10~20パーセントの間で調整します。

水10・塩1・砂糖0.5で塩分濃度10パーセント液
管理人ヤンタカ
10パーセント以下は塩漬け中に腐敗のリスクが、20パーセント以上なら塩抜きが大変なのでしっかり計りましょう!

管理人は幾度となく失敗しています、そんな中たどり着いたレシピです、この通りに作れば失敗はしません。

出来上がったソミュール液は茶こしでこして液だけにしておくのが通説だが、面倒なのでやってません。

大きめのジップロックに冷めたソミュール液と肉を入れ、赤い材料(玉ねぎ、にんにく)を一緒に漬け込む。

最後にウイスキーを投入

奮発してバランタイン17年を…

これもおいしいベーコンのためである。

これを冷蔵庫で3~5日間漬け込む

管理人は4日間

4日後……

ハーブのいい香り。

しっかりとソミュール液が浸透しているようだ。

塩抜き

漬け込みが完了したら、流水でソミュール液を洗い流す。

ボウルに水を張り肉を入れ冷蔵庫で更に12時間塩抜きをする。

最初は水が濁りますが、何回か変えるときれいになります。

12時間経ったら、塩分を確かめるため肉の端を少し切って焼いて味見をします。

少し薄いかな?くらいでオーケーです、脱水して肉がしまればちょうどいい塩味になります。

少し濃かったら再度塩抜きをします。

脱水(キッチンペーパー)

塩抜きが終わったら水分をキッチンペーパーで拭きます。

管理人ヤンタカ
結構使うので1ロール用意しておいた方がいいです

ある程度拭き取ったら、キッチンペーパーに包み冷蔵庫で冷やす。

最初は水分が染みてくるので1~2時間ごとにキッチンペーパーを変える、これが結構手間。

1時間経った状態、結構染みてきている…

管理人ヤンタカ
3~4回変えると染みてこなくなるので根気よく頑張って!

そのまま冷蔵庫で1日脱水

脱水(ピチットシート)

キッチンペーパーからピチットシートにチェンジ。

真ん中をゴムで止めて密着度をアップさせた。

このピチットシート、管理人にとって無くてはならない物リスト1位にランクイン

燻製を趣味にしている方はほとんどが使っていると思います。知らない人は今ここで知ってください

それなりのコストはかかりますが、そのコスト分以上の価値はあると思います。

こちら☟☟

このまま冷蔵庫で1日…

……1日後

熟成完了!

う~ん…ピチットシート。見事だ!

温熱乾燥

ここから更に電熱器にかけて温乾燥させる。

燻製器の中段に肉をセットし電熱器を100Wに合わせ、30分間乾燥させる。

温度は50~70度くらいをキープ

あまり温度を上げると焦げの原因になるので時々チェックしてください。脂が浮いていたらキッチンペーパーで拭き取りを!

管理人ヤンタカ
温乾燥は省いてもいいですが、やっておくと、この後の燻製で煙の乗りが良くなります

管理人愛用電気コンロはこちら☟☟

スモーカー用温度計☟

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燻製

塩漬けから乾燥まで全ての工程が終わりました。

後はいよいよ燻製にしていくだけです、もう少しで完成です!

ここまで来たからにはうまいベーコンを食べたいものです。

気を抜かずに最高のベーコンを完成させましょう!!

今回使用のスモーカーはこちら☟☟

チップ&ピートを用意する

サクラチップを2握り半(15~20g)にピートを混ぜる

ピートの量は全体の10~20パーセント

これくらいをシャカシャカ混ぜておく。

多すぎてもいけないが、多めの方がよりピーティーな香りになる。

ピートパウダーを使えば燻製に深みが!

ちなみにこのチップを入れてる皿はインスタントの鍋焼きうどんを作る入れ物。アルミ製だし大きさもちょうどいいので。

豚バラ肉は脂が落ちるので、チップにアルミホイルを被せ、つまようじでブスブス穴を開けガードする。

管理人ヤンタカ
チップに脂が落ちると焦げくさくなるのでしっかりとガードしてくださいね

先程の電気コンロから管理人愛用のイワタニ製のタフ丸にチェンジ。

火力も強いし風にも強いのでアウトドアでは欠かせないガスコンロです。

燻製器の上段に肉をセット。最初は強火で、煙が出てきたら蓋をして中弱火にし50分燻製する。

温度は80~100度をキープ

ジュ~ジュ~と脂の落ちる音と、ピートの痛烈な香りが鼻腔を刺激してきます!

耳と鼻両方で楽しめるのも燻製の良さ。

今回使用のタフまるはこちら☟☟

50分後…

いい色に仕上がった!

風乾燥

ここですぐに余熱で中に火が通らないようにベーコンをバットに移し、雪の上に30分間放置。

管理人ヤンタカ
ベーコンは切ったときに中がきれいなピンク色がいいもんね!

雪がない場合は外に出しておいてください。

きらにゃんさん
大抵雪なんてないべ…

30分後…

表面に浮いた脂をふき取り、煙を落ち着かせるために冷蔵後にて1日乾燥させる

Before

After

どこから見てもおいしそうだ!

完成!!

さっそく切って中を確認

きれいなピンク色!

味も市販のものと比べ、よりスモーキーでハーブの香りとオニオンガーリックの強い薫り!

カリッカリに焼いて食べてください!!

慣れてくれば仕込みから燻製まで手早くできるようになります。

味も自分なりのものになり、自分だけのオリジナルベーコンが出来上がります!

是非とも挑戦し、ベーコン作りを趣味の一つに加えてみてください!

目指せ!ベーコンマスター!!


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