こないだギフトで中華鍋を頂きました。
10年くらい前に中華鍋でよくチャーハンやら野菜炒めやら作っていた時期があったのですが、
穴が開いてからというものすっかり使わなくなっていました、
実際10年前は
なんて全く眼中になく、そのまま洗剤で洗い使っていました。
実は鉄製の鍋類は初期設定が必要と分かったのはキャンプでの料理でダッジオーブンを使うようになってからです。
このシーズニングを行っておくことで長持ちするし、料理がくっつきづらくなります。
せっかく頂いたので今回はこのシーズニング方法を中華鍋でご紹介したいと思います。
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シーズニングでの注意点
とにかく煙が出るので、家の中でやる場合は、
窓全開、換気扇最大でやるのと、
火にかけて高温になるのでくれぐれもボヤ騒ぎにならないように・・・
火の元にはお気を付け下さい!
シーズニングで用意するもの
・スポンジ(裏がザラついていれば尚良い)
・サラダ油(食塩など余分なものを含まない油、オリーブオイルも可)
・野菜くず(キャベツの芯やにんじんの皮など)
・キッチンペーパー
・たわし
まずは空焼きしよう!
ダッジオーブンやスキレットなども基本は一緒です。
まずは中性洗剤をスポンジに付けゴシゴシ洗っていきます。
たわしでもOKです。表面の汚れやほこりを落としていきます。
中華鍋を火にかけます。
この時最初は必ず中火から始めてね!
いきなりガンガン強火で炙ると鍋が変形してしまう恐れがあるよ。
まず鍋を火にならす事から始めましょう!
写真じゃ分かりづらいですが、若干煙が出てきています、
これは錆止めが焼かれて出る煙です、
それでもガンガン炙っていきます、
なんとなーく真ん中のあたり、色が青っぽくなってきたのがお分かりでしょうか?
こうなってきたら錆止めが焼けた証です。
真ん中が青くなってきたら次はサイドもまんべんなく焼いていきます、
この時点から持ち手が熱くなってくるので軍手やタオルなどを使って火傷に十分注意しなが気を付けてやってね。
ぐるり全体を焼き終わりました、キレイな青紫色になりました。
焼き終わったら油の膜をつくる
今度は表面を油でコーティングしていきます、
一度火からおろして、冷めないうちに油をたらし、
キッチンペーパーで薄く伸ばしていきます、余分な油は吸い取ります。
薄く塗ったら、また火にかけていきます。
また煙が出てきます、更に煙が出なくなるまで熱します。
煙がある程度出なくなったら火から下ろし、また薄く油を塗って加熱します。
当然換気扇は全開です!
これを4~5回繰り返します。
家じゅうの窓を開けましょう(笑)かなり煙が出ます、
何度も薄く油を塗って膜を作っていきます、
そうする事でくっつきにくくなる鍋に仕上がっていきます。
野菜くずを炒める
この作業が終わったら、野菜くずを用意します。
今回はにんじんの皮と古くなったピーマンを用意しました。
キャベツの芯とか捨ててしまうような所を使います、
ピーマンは炒めている時は独特の匂いを出しますが、
シーズニング終了時には匂いが消えているのでご安心を、
匂いが気になるという方は使わないでくださいね。
今回は中火で炒めました、
軽く野菜に火が通ったら終了です。
中華鍋を慣らし終わったら野菜くずを捨てて、
鍋を火から下ろして冷まします。
十分に冷まし終わったら、鍋を洗っていくのですが、
鍋には先ほどからの行程で表面に油が染み込んでいるので、
絶対に洗剤禁止です!
洗剤を付けてしまうと、せっかく馴染ませたオイルコートを取ってしまう事になるのでご注意を!
軽くスポンジやたわしを使って汚れを落とすだけで大丈夫です。
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仕上げは油コーティングで
洗い終わったら軽く火にかけ水気をとばしたら、
油をコーティングしていきます、
キッチンペーパーなどで表面に染み込ませたら終了です。
いい色に仕上がりました!
これでやっと使用可能です。
料理し終わって、洗う時もNO洗剤で、
保管する時も油を塗ってから保管することをおすすめします。
鉄製なのですぐに錆びてしまうので気を使ってあげて下さいね。
最初の初期設定に手間がかかりますが、
愛着も湧いてきますよね!料理するのがさらに楽しくなること間違いないです!
是非自分だけの中華鍋を仕上げておいしい料理を作って下さい!